審美系に求められる肩甲骨の位置

バレエや新体操では、姿勢の良さが求められます。

どちらも多くの競技者は胸を張り、腰を反ったような印象をもちますが、それは大きな間違いです。

今日は、肩甲骨の位置で変わる頭部(顎)の位置や、首の見え方について解説しましょう。

↑左2つの写真が、会員様Aちゃんの2ヶ月のサポートで得られた成果です。
青の線で示すように、肩甲骨がより内側に偏位しているのがわかります。
肩のインナーマッスルが強化され、肩甲骨を内側へ戻してくれました。

一方、一番右のBちゃんは肩甲骨の下の角が光って見えています。

横から見るとこんな感じ↓
肩甲骨が軽度「翼状」状態にあります。

肩甲骨が「翼状する」という意味を解説したいと思います。

肩甲骨の下角が浮いて光っていることがわかります。(上の写真)
肩の「肩峰」という部分が前に変異するとそれに伴って、下角も後方へ押し出される形になるので、皮膚を押して突出してきます。(肩峰と下角は一体(肩甲骨)のものです。)

肩甲骨が内側にちゃんと寄っていると、背骨の動きが自由になるので、Aちゃんのように、背骨の真上に頭を乗せることが可能になります🙆‍♀️

右の写真のバレエ児は肩甲骨が外側に偏位することで、頭を後方に持っていきたくても、おそらく限界がくるでしょう。

まずは、肩甲骨のトレーニングが必要になってきます。

予測ですが、バレエ児のレントゲンをとると、ストレートネックだと思います。

お子様の姿勢に関するお悩みがあれば、お気軽にご相談ください