長距離を楽にする呼吸法
こんにちは、BASHiP理学療法士の野間ねねです✨
突然ですが、できるだけ長く息を止めてください!
はい、息を大きく吸って〜〜〜START!!
何秒でしたか?
もう一度、挑戦!
次は、肺に溜まった息をできるだけ吐き切ってから、息を大きく吸ってください。
じゃあ、息を吐いてーーー。もうこれ以上吐けないってとこまで吐いてーーー・・・
はい、今度は大きく息を吸って〜〜〜START!!
何秒でしたか?
タイム上がっていたと思います!
どうしてかご説明しましょう。
人の肺は、上の図のように左右に2つ、袋のようにあります。
今あなたが、このブログを読んでいるときの呼吸のように、私たちは普段浅く呼吸をしていますね。
つまり、ある一定量の空気は肺に残ったままになります。
その証拠に、先ほど、吐き切れるまで吐いてと言ったら、残りの空気が出てきました。
その残った空気の中には、二酸化炭素も混じっています。
人は、からだの中に二酸化炭素の量が増えてくると苦しいよという信号を出します。
今回、2回目では、残りの空気を出し切ったことで、体に残る二酸化炭素を可能な限り出し切り、酸素を可能な限り取り込んでおけたので、息苦しさまでの時間が延長したというわけです。
では、これを長距離選手や水泳に応用するとどうでしょう?
長距離を走っている際、浅い呼吸を頻回に繰り返していては非効率です。
先ほど説明したように、二酸化炭素が残ったままの状態にあるからです。
つまり、「吐く⇄吸う 吐く⇄吸う 吐く⇄吸う」では浅いので、
「吐く、吐く、吐く⇄吸う、吸う、吸う」というようにすれば、より二酸化炭素を出し、酸素を吸いこめ、効率が良く
楽な状態がキープできるわけです。
しかし、吐き切ろうと、過度な努力呼吸をしてはいけません。
あまり過度に吐こう、吸おうとすると、そこにエネルギーが奪われます。
まずは、「吐く⇄吸う 吐く⇄吸う 吐く⇄吸う」を、「吐く、吐く、吐く⇄吸う、吸う、吸う」というリズムに変えるくらいから初めてみてください!
ちなみに、私は店舗のいい、お気に入りの音楽を頭で再生させながら、このリズム呼吸をしているとうまくいきます♪
試した感想是非、メッセージしてくださいね😀
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BASHiP 理学療法士 野間ねね