なんで足首って外側にひねるの?

新体操やバレエを習うキッズは、ルルベ(つま先たち)しまくりなので、もちろん足首をひねる機会が多いでしょう💦

でも、親指側や前側で捻ったことってありますか?
おそらくは、圧倒的に外側(小指側)に捻っていると思います。

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足首の捻挫に3通りあります!
①外側の捻挫=小指側にひねる捻挫=内反捻挫
②内側の捻挫=親指側にひねる捻挫=外反捻挫
③足首前面の捻挫=ほぼ正面にひねる捻挫=脛腓靭帯損傷

それぞれの発生頻度は、
①外側の捻挫が約80%
②内側の捻挫が約15%
③足首前面の捻挫が約5%

足首の捻挫の中で①「外側の捻挫=小指側にひねる捻挫=内反捻挫」が圧倒的に高いことが分かりますね!

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では、なぜ足首は外側に折れやすいの?
それは、足首の内側に「三角靭帯」という強靭な靭帯があるからだと言われています。
つまり内側は凝固に守られているので、外側へ流れやすい。

また、新体操やバレエの子たち(特に幼児〜小学生1、2年頃までの子たち)を見ていると、かま足の子はとても多いですね😱

もちろん、かま足は、小指側に体重が偏っているわけですから、外反捻挫のリスクは大いに高まります。
捻挫で済めばいいですが、靭帯損傷までしてしまえば3〜4ヶ月ほどは復帰できませんし、
靭帯は再生しませんから(切れた靭帯は退化していきます)支えるものが少なくなるわけで、足関節はさらに不安定になるでしょう。

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いつも言っていますが、けがは起こってしまってからでは遅いのです⚠️
けがも病気も「予防」という概念がとても大事になってきます。

・「足首は、外にねじれやすい」とわかっている
・足首外側の靭帯損傷後のリハビリも確立されている
という点から、足首捻挫の予防方法、かま足の対策はすでにあります!

日々の練習をなんとなくこなすのではなく、
いかに1回目のけがをおこさないか
10年後も不調なく、思いっきり厳しいレッスンに耐えられる体でいられるように
今から知識とケア方法をインプットしておきましょう🤸‍♀️✨

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【かま足にさよなら!足首トレーニング】
日時:5月20日(土)10:00~11:00 / 15:00〜16:00
場所:ZOOM開催
受講料:BASHiPイベント初回の方のみ無料
    2回目以降の方1500円(税込)
定員:5名(3名から開催)
対象:保護者、ご指導者様
講師:理学療法士 野間ねね

新体操、バレエの生徒を多く見てきた実績と、リハビリ専門職である理学療法士の知識と経験で、ケガ発生時だけでなく、回復・予後を見据えた処置方法をお伝えします。
※3名からの開催ですので、お知り合いやお友達もお誘い合わせいただければ幸いです。