骨盤を制する者は、バランスを制する
さて、今週は、ドイツのプロバレエダンサーりほさん不在のため、筋トレ三昧の日程でした!筋トレになると、体のラインを気にしなくていいわけではないですよ🙅♀️
バランスの訓練ではないですから、ルルベUP練習でも壁に手を添えていてもOK!
笑顔でなくてもOK! ですが…
どこの関節のどこの筋肉の動きなのか、しっかり認知して取り組んでください💡
例えば、このトレーニング🔻
人の部品の中で、最も重い「骨盤」を持ち上げるためのトレーニング💪
でも、みんなは、重量挙げや、短距離走のスポーツではないです、皆さんは、自分の関節がいかにしなやかに動くのかを魅せる競技ですよね?
がむしゃらに骨盤が上がればいいわけではないですよ⚠️
❌骨盤だけ先に上がっていませんか?
❌骨盤を置き去りにして頭や脚が下がっていませんか?
❌胸と骨盤が別の方向を向いていませんか?(よくあるのが、胸が床に向くこと🙅♀️)
⭕️頭〜胸〜骨盤まで一直線に保ち、ただただ、股関節が「屈曲・外転・外旋」方向に運動するだけの動作ですよ
下にある方の股関節と若干の肩関節以外の他の関節は、全く・絶対・ぜ〜んぜん!動くことはありませんからね。
逆にいうと、股関節1つさえ動けば、これだけ大きな動きができるということにも気づいてください。
大きい動作だからいろんな筋肉が関わってる?
大きい動作だから揺らいでもしょうがない?
「人が動くということ」を、大まかにしか理解していない人は、安易にそのように発言しますが、
その動作を因数分解して、しっかり評価しなければ、その動作に欠如を与えている要因というのはわからないはずです。
新体操や、バレエや、日常動作で、その動作にどこの関節さえ動けば、それが達成できるのか、今一度観察してみてはどうでしょうか?
そのほうが「正確な動作達成」の近道かもしれません。
さて、先程の横向きのトレーニングですが、これができない人は…
片脚立ちが得意に慣れません⚠️
タンジュで片脚を出した時、お尻が逃げませんか?🔻
フェッテターンの時に、脚を上げた途端、上半身が崩れませんか?🔻
見た目に崩れたところで、「体幹が弱いね!」なんて指摘していませんか?
💡体重が1番重くかかる関節はどこですか?
💡体勢が崩れる時、支えている方の脚はどっちですか?
💡観察する面以外の面は見ていますか?(矢状面・前額面・水平面の観察)
放射線や薬物、メスや注射を使わずしてアプローチできることなんて、たかが知れています!
無限の情報ではありません。
見れるところ、触れられるところは限られていますから、観察することを常に怠らず、慣れていきましょう😊