「引き上げ」中毒になる誉め方!?
さて、BASHiPでは只今、絶賛「超バレエ基礎」の真っ最中🤸♀️
新体操のためのバレエ基礎ということで、もちろんバレリーナになるためのものではなく、
目的は演技中、「引き上げ」を常にできるようにすること💡
大ジャンプ、フェッテバランス、フェッテターンなどの技で「引き上げ」が基礎であることはもちろん、
「つま先が伸びない」「膝が曲がってしまう」「ルルベが止まってられない」なども、「引き上げ」ができていないと大変苦労します💦
たいへん嬉しいことに、まだ2週間が経過した時点で、「色んな人から上手くなったと言われる」「バレエ的な動きが見えてる」と成果の報告をいただきます🙌
実に、お子さんたちは反応がいいですね!だった、2週間といっても毎日じゃありませんし、ましてやオンラインですから、私は一切、彼女たちの体には触れていません💡
そこには、脳神経からの運動学を極めている理学療法士(ちなみにゼミは脳神経系専攻です)ならではの指導があると自負しています😏
さて、その1つの方法を、ご紹介しましょう。
例えば、Aちゃんが皆様のお子様です。Bちゃん、CちゃんがAちゃんのクラブのお友達だちだとしましょう。
Bちゃん、Cちゃんのママが「Aちゃん最近、すごい上手くなったね〜」とあなたに言ってくれたとします。
もちろん、あなたは、Aちゃんに「BちゃんママとCちゃんママが、Aちゃんすごく上手くなったね〜って言ってたよ!」と報告しますよね?
その際に必ず「すごいね!やっぱり最近引き上げの練習頑張ってるからだよね。」と絶対、付け加えてあげてください💡最近でも、相当過去の話でもいいです!Aちゃんがやっていたことに関連づけてください!
そして、それをしつこく、しつこく何度も言いまくってください💡
今日も明日も、明後日も、1日のうちでも4回、5回…
「超バレエ基礎」特訓を受けている皆さんは、まさに「引き上げすると体のラインの見え方が随分、違うんだね〜」と小言のように繰り返して誉めてあげてくださいね!具体的に!!
すると、子供たちは、新体操をするたびに、「引き上げ」をしたくてたまらなくなります✨🤸♀️
つまり、これは脳の中毒性を使っています👀
「つま先に力を入れること」も「膝を伸ばさなきゃいけないこと」も“習慣化”できていないから、演技になると途端にできなくなります。
人の脳の図です🔻
「扁桃体」とは、やる気中枢です!海馬とは、記憶の中枢。この2つは隣接し(隣接してるってのは、結構大事な要素!)、さらに、運動野にも情報伝達をしていることがわかっています💡
難しいことは、色々をありますが、とにかく、お母様・コーチがお子様を褒めるときには「引き上げをやった→上手くなった→褒められると→嬉しい✨」という自然なる意識づけをしてあげてください!
「引き上げ」も「つま先」も「膝」も「肘」も、筋力はあるし、可動域もある、あとはやろうとするかどうか…
審判からは、見えているものが全てです😱「すごい頑張ったから」「努力をしたから」なんてことは関係ありません⚠️引き上げている姿は、キレイですし、つま先が曲がっていれば汚いです。それが全てです💦
だからこそ、どんな手を使ってでも、それが達成されていればいいのです✨
声かけひとつで、お子様の扁桃体は活発になります!
生まれた赤ちゃんがママの声には反応がいいなんてことはよく聞きますよね。それで、ここまで大きく育てあげたんです✨今、このやり方を使わないで、どうするんですか❣️
大事なのは、「関連づけること!」ですよ💡
参考文献 https://www.jstage.jst.go.jp/article/apr/21/2/21_2_87/_pdf